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お彼岸を清々しく迎えるために。石のプロ-高木石材店(犬山市)が教えるお墓掃除のコツ
2月に入り、暦の上ではまもなく「立春」を迎えます。
とはいえ、まだまだ風は冷たく、春の暖かさが待ち遠しい日々ですね。
さて、この寒さが和らいだ先にやってくるのが「春のお彼岸」です。
2026年の春のお彼岸は、3月17日(火)から23日(月)までの7日間。
「まだ先のこと」と感じるかもしれませんが、実は2月の今からお掃除の計画を立てておくと、お彼岸当日にゆとりを持ってご先祖様と穏やかな時間を過ごすことができます。
今回は、春を清々しく迎えるための「お墓掃除の深掘りガイド」をお届けします。

1. お掃除は「上から下へ」が鉄則
お墓掃除を効率よく、かつ丁寧に進めるための基本は、家のお掃除と同じく高いところから低いところへと順番に洗っていくことです。
まずは敷地内の落ち葉を掃き、冬の間に伸びた枯れ草を抜いて周囲を整えることから始めましょう。
土台が綺麗になったら、次はいよいよ石塔(お墓本体)に取りかかりますが、ここでいきなり雑巾でこするのは禁物です。
石の表面には目に見えない細かな砂やホコリが付着しており、そのまま拭くと砂がヤスリのような役割をして石を傷つけてしまうからです。
墓石を洗う前にバケツの水をたっぷりと使い、上から順に汚れを洗い流してあげてください。
水でしっかり汚れを浮かせてから、柔らかいスポンジや布で優しく撫でるように洗うのが、石を長持ちさせる秘訣です。
2. 「洗剤」は使わないのがプロの常識
意外と知られていないのが、「お墓に家庭用洗剤は禁物」という点です。
市販の洗剤に含まれる成分は、石に染み込んでシミになったり、変色の原因になったりすることがあります。
基本は「水洗い」のみで、石の艶を守るためにも、柔らかいスポンジや布で優しく撫でるように洗うのがベストです。
3. 文字の彫刻部分は「使い古しの歯ブラシ」で
お墓の中で最も汚れが溜まりやすいのが、家紋や苗字が彫られた文字の部分。ここは雑巾では届きません。
使い古した柔らかい歯ブラシを使って、優しく円を描くように汚れを掻き出してください。
ここが綺麗になると、お墓全体の表情がパッと明るく引き締まります。
4. 仕上げの「乾拭き」が劇的な差を生む
ここがプロのおすすめする最大のポイントです。 水洗いの後、そのまま自然乾燥させていませんか?
最後に「乾いた布で水気を拭き取る」だけで、その後の美しさが劇的に変わります。
水気が残っていると、そこにホコリが付着しやすく、水垢(水滴の跡)の原因になります。最後に優しく拭き上げることで、石本来の艶が蘇ります。
5. 冬の間にダメージはありませんでしたか?
2月にお墓を確認するメリットがもう一つあります。それは「冬の間のダメージ」をチェックできることです。
厳しい寒さで凍結を繰り返すと、石の継ぎ目(目地)が傷んだり、小さなひび割れが広がったりすることがあります。
お掃除のついでに、「目地が剥がれていないか」「石がズレていないか」をぜひ確認してみてください。
困ったときは、プロの力を頼ってください
丁寧にお掃除をしても、「どうしても落ちない頑固なシミがある」「高いところまで手が届かない」といったお悩みが出てくるかもしれません。
お墓は家族の歴史を刻む大切な場所。もしご自身でのケアに限界を感じたら、お気軽に高木石材店へご相談ください。
お彼岸に向けて、プロによるクリーニングや補修など、最適なメンテナンスをご提案させていただきます。
今年の春は、ピカピカになったお墓で、心穏やかにご先祖様へ近況報告をしてみませんか?



