お知らせ
韓国石仏
夏本番を迎え、暑さの厳しい時期になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、韓国ソウルの国立中央博物館を訪れました。この博物館の仏教彫刻のコーナーに
8~9世紀頃の統一新羅時代に作成された石仏があり、はっきりとした形で残っています。
この時代は特に仏教の繁栄により仏教美術が隆盛したとされているそうで、
当時の非常に繊細で高い加工技術を垣間見ることができました。
仏様が座っている台座は蓮華を形取った蓮華座と呼ばれますが、
蓮華は泥の中から生えて美しい花を咲かせることから、
汚れたものに染まらないことを意味しています。